食べることは生きること
だからこそ「農」を通じて「生きる力」を育てたい
「食料は自給自足が当たり前」という時代には、誰もがごく自然に「食べ物を無駄にしてはいけない」という気持ちを持っていたものです。
言葉で「食べるものを大切にしましょう」と教えるだけでなく、自分たちで種をまき、水やりをしたり、草取りをしながら野菜を育て、収穫する。
それを調理して、みんなで「おいしいね」と味わう。
こうした小さな取り組みが、子ども達の生きる力を育む手助けになるのではないかと考えています。
「生きる力ってなんだろう?」「そのために、自分ができることってなんだろう?」と考えた時、ふと「梨花でなら『農』がキーワードになるんじゃないか」とひらめきました。
農業の農、農作物の農。
生きる事のベースは、この「農」にあると思っています。農には、「育てること」も「作ること」も「食べること」もすべてが入っているからです。