梨花の先生

梨花幼稚園の先生1

梨花幼稚園の子ども達は、みんな元気に挨拶をして嬉しそうに幼稚園にやってきます。

園につくと、晴れの日は園庭で、雨の日はお部屋でブロックやごっこ遊び、廃材を利用しての制作と、子どもたち同士で自由に遊びを繰り広げています。

自由だけれど、ご家族の皆さんに安心してもらうために、先生たちが子ども達の安全を守っています。
だけど、あまり守り過ぎると、子ども達の生きる力が育ちません。

梨花幼稚園の先生2だから、最初に先生が横について約束ごとを教えて、約束をきちんと守りながら遊ぶことができるようしています。
先生も常に見守り、危ないと思ったらすぐにとめますが、ただただ危ないからだめ!と禁止するのではなく、思い切り遊びながら、やってみたいことをやってみるようにするにはどうしたらいいかな?って考えているのです。

大きなけがはだめですが、ちょっとしたすり傷をする経験は、自分の安全を自分で守れるようになるために必要だと考えています。
それから、子ども同士のケンカもないとは言いません。
幼稚園は小さい社会ですから、本当の社会に飛び立つ前にいろんな経験をすることができます。

梨花幼稚園の先生3ケンカをして、相手に手を出すのではなく、きちんと自分の口で自分の言い分を伝えたり、相手の話を聞いてみたり・・・そして相手と仲直りしたり・・・
全て幼児期の子どもとしての大事な学びをしています。

先生たちが、できるだけケガやケンカはないようにしながら、でも起こってしまった時は、きちんと本人の生きる力につながっていくように導いていきます。

先生は朝七時過ぎから園にきて準備をはじめ、子ども達を迎え入れ、帰った後も翌日以降の準備などをしています。
放っておくとすごい夜遅くなってしまうので先生が子ども達に向き合う時間を多くできるように、少しでも職員の負担を減らす努力をしています。
子どもと一緒にいる時間を大事にしてほしいと思うので、できるだけ早く帰って、体と心を休め、翌日元気いっぱいに園に働きに来ることを大事にしています。
先生たちがいつも明るく働き、子ども達と接する時に余裕が生まれることで、ひとりひとりのことが“見える”ようになると考えているからです。

梨花幼稚園の先生4だから、梨花幼稚園の先生は、子ども中心の保育・教育ってどんな姿なのかとよく考えます。

園児といる時はもちろん、掃除ひとつとっても子ども達のことを考えながら仕事しています。

みんなの思いが繋がり、それが子どもたちや家族に伝わっていくそんな感じが梨花幼稚園です。
梨花幼稚園の先生は、子どもの心にどう寄り添うのか、ご家族の方にお子さんがきちんと成長していることが伝わるといいな、そしてみんなが楽しい幼稚園にしたいなと考え続けているのです。