☼ 12月3日(土)
4月に入園、進級を迎え、不安や期待を胸いっぱいに膨らませてスタートしました。
ついこの間のように感じます。梨花の教育は作品を求めるのではなく、色々な画材や材料
を用いて、常に子どもの成長と向き合い、無理なく発達に沿ったテーマを考慮しています。
すべての活動の基準は「子ども達全員が楽しんでいるか」「みんな違ってみんないいです」
其のためには「ああしなさい」「こうしなさい」は禁句です。それは子どもたちのやりたい
と思う自主性を損ねてしまうからです。大きな画用紙に絵の具や、墨、コンテ、パスを使い
直ぐに描きだす子ども達。個性的な自分だけの絵。伸び伸びと描かれた絵には、子ども達か
らのメッセージがいっぱい詰まっています(^.^)
クラス意識を深める為に、5月にお友達、先生と一緒に、みんなで壁面制作をしました。
みんなの成長と共に12月にバージョンアップした作品をご覧下さい。
年少 みかん組 「電車」
年少 ぶどう組 「海」
年少 いちご組 「街」
年中 きりん組 「動物園」
年中 うさぎ組 「夜の森」
年少 ばなな組 「ばななのジャングル」
年少 めろん組 「ペンギン」
年少 もも組 「はらぺこあおむし」
年中 ぱんだ組 「ぱんだの雪遊び」
年中 こあら組 「ディズニーシー」
年長 ゆき組 「ドラゴンに追われる探検隊」
年長 ほし組 「人魚姫」
年長 つき組 「水族館」
年長 にじ組 「サーカス」
お子さまの一年の成長はもちろんの事、全学年全クラスを観覧していただきました。2年、3年
と積み上げた子ども達の成長は、決して大人では描けない力作で、目を奪われたのではないで
しょうか。心がきっと暖かくなられたことでしょう(^.^)
年少時は、経験画より「動物園に行ったら、何の動物さんに会いたいかな?」と、これから行く
遠足に期待感を膨らませたり、「先生、みかん大好きなの。みんな先生においしいみかん描いて
見せてくれる?」と投げかけると「うん、いいよ!!」と、目をキラキラさせながら応えてくれ
ます。この「描いてあげる」「早く描きたい!!」と思う意欲を大切に描画活動を勧めています。
そして、四切りという大きな画用紙は、絵の具や墨、筆がどんどん子どもの想いを乗せて、忽ち
彩られていきます。『全員が楽しんでいる』その姿こそ梨花の教育です。